おうち経済の急成長でeスポーツ産業が大躍進

新型コロナウィルスの流行により、各国が対策としてロックダウン(都市封鎖)やソーシャルディスタンスの確保などを行っている中、人々の活動が制限を余儀なくされたことで、2020年はeスポーツハードウェアブランドにとって、想定外の売上急増の年となっています。
おうち経済の発展は消費者向けコンピュータに繁栄をもたらし、ハイエンドなゲーミングノートPCの性能が、徐々にデスクトップユーザーの乗り換えを引き起こしています。 研究機関であるJon Peddie Researchの最新報告によると、eスポーツのハードウェア市場は2020年には約36億ドルの成長を見せ、399億ドルの規模に達し、売上高は前年比10.3%の増加と予測されています。

eスポーツのハードウェアブランドは、ユーザーがノートPCや携帯電話など異なるプラットフォームでのゲームプレイを可能にするため、技術革新を進め、同時にAR / VRゴーグルや4Kテクノロジーなどのeスポーツハードウェアの進化を促し、エンドユーザーエクスペリエンスを向上させています。 eスポーツ業界のサプライチェーンは、ハードウェア、ソフトウェア、ライブ配信、eスポーツ大会の開催など4つで構成されています。台湾はハードウェアの製造が得意であり、産業チェーンの中で重要な役割を担っています。

 

毎年台湾の多くのe-スポーツブランドが、アジアで最も代表的な情報産業の専門展示会であるCOMPUTEXで最新製品を展示します。 バイヤーは、COMPUTEXの会場において高品質で最先端のeスポーツ製品に関する情報をワンストップで入手できます。

 

Acer, Adata, Asus, CoolerMaster, Essencore Klevv, GSkill, InWin, MSI, Thermaltake, Zotacなどはすべてゲーマーに人気のブランドです。

 

COMPUTEX 2021は、来年6月1日から4日まで開催され、世界各国からのテクノロジーとスタートアップ企業を迎え、withコロナウイルス時代の技術革新を促進し、グローバルなテクノロジーエコシステムを構築し続けます。

関連記事

  1. データセンター向け需要がサーバー市場を牽引

  2. 5G時代のサーバ開発

  3. eスポーツエコシステムにおける台湾の役割