ニュースリリース

COMPUTEX 2018がハイテク大手とブロックチェーンの商機切り開く


【2018年5月11日:台北】世界のハイテク産業にブロックチェーン技術の応用と発展の波が押し寄せています。アメリカの市場調査会社IDCによると、2018年、世界におけるブロックチェーン・ソリューションへの投資金額は21億米ドルに達する見込みです。特に金融分野におけるブロックチェーン・ソリューションへの投資金額は最多の7.54億米ドルとなります。次いで流通・サービス分野、製造・資源分野の順となり、この3つがブロックチェーンの三大応用産業となるでしょう。このすう勢に対応するため、今年の台北国際コンピュータ見本市(COMPUTEX)は初めてブロックチェーンを6大テーマの一つに加えました。ブロックチェーン分野への参入を積極的に進めるIBM、ビットマーク(Bitmark)、Health2Syncなど国内外の企業と共に、ブロックチェーン技術の発展によってもたらされる商機開拓を加速したいと考えています。

金融分野におけるブロックチェーン技術の導入は、決済に必要なプロセスと時間を短縮できるだけでなく、サイバー詐欺のリスクを大幅に軽減することができます。例えば今年のCOMPUTEXフォーラムの分科会「フューチャートレンド(遇見明日新科技)」に講師を派遣するハイテク大手IBMは昨年、ブロックチェーンを基盤とする新しいバンキング・ソリューションを発表し、グローバル決済にかかる時間短縮とコスト削減を実現しました。このソリューションは、オーストラリア、ニュージーランド、イギリスなど12の通貨コリドーにおける取引を処理しています。IBMは今年のCOMPUTEXフォーラムで、自身が取り組んできたブロックチェーン分野での経験をもとに、ブロックチェーン技術の経済・金融、医療、小売、生産、保険、マネジメント等の分野での応用実例について紹介します。また、ブロックチェーンが産業にもたらす変化と契機についても分析し、ブロックチェーンのすう勢に関する新たな視点を示します。

ブロックチェーンは金融業界のビジネスモデルを大きく変えようとすると同時に、サービスや製造の分野にも応用されるようになってきています。ITサービス分野では台湾のスタートアップであるビットマーク(Bitmark)が、ブロックチェーン技術の応用により独自のP2Pネットワークを構築しました。これは、ユーザーが音楽、映画、デジタルアートワーク、コンピュータプログラムなど重要なコンテンツを含む個人のデジタル資産に対し、所有権を主張できるようにするものです。ヘルスケアサービス分野では、スタートアップのHealth2Syncが同じくブロックチェーン技術を活用し、糖尿病患者が血糖値をコントロールし、自身の健康状態をより把握できるようなサービスを提供しています。

中華民国対外貿易発展協会(TAITRA、日本での名称は台湾貿易センター)の葉明水秘書長は「世界各国の企業がデジタル転換と産業の高度化を進める中、ブロックチェーン技術の新たな応用が活発化している。これは、今後の産業の発展にとって不可欠となる、重要な役割を果たすことになるだろう。世界をリードする国際的なB2B見本市として、COMPUTEXは常に最先端技術の動向に対応している。この機会に世界中のエリートたちをこの国際舞台に集め、ブロックチェーン技術の産業への導入に関する動向やフレームワークを共に模索することで、業界に新たな勢いと技術革新の能力を注入し、さまざまな産業におけるブロックチェーン導入を加速し、グローバル・テクノロジーのエコシステムを構築していきたい」と期待を寄せています。

新興の科学技術が台頭する中、今年もCOMPUTEXは豊富な展示内容と多様なテーマのフォーラムを開催することで、産業のイノベーションと研究・開発能力に刺激を与え、国内企業を世界と結びつけるお手伝いをします。COMPUTEX2018は6月5日から5日間開催されます。同時に開催されるCOMPUTEXフォーラムは、最先端技術のすう勢について議論し、産業の動向と発展について全方位的な分析を行い、世界の技術を次なる世代へと導くでしょう。


詳細について知りたい方は下記のサイトをご覧ください。
COMPUTEX 公式サイト:http://www.computextaipei.com.tw/zh_TW/
COMPUTEX 公式Facebook:https://www.facebook.com/COMPUTEX.TAITRA/

COMPUTEXについて
台北国際コンピュータ見本市(COMPUTEX)は1981年に初めて開催されました。それ以降、30年間にわたり世界のICT産業と共に成長し、パワーアップを遂げ、そしてICT産業の発展と構造転換という歴史的瞬間を目の当たりにしてきました。当見本市には毎年、海外から4万人を超えるバイヤーが参観及び調達に訪れます。海外の大手企業が画期的な商品を発表する際、最優先で検討するプラットフォームにもなっています。

台湾のICT産業は世界のサプライチェーンにおいて重要な地位を占めています。その台湾で開催される当見本市は、グローバル・テクノロジー・エコシステムの構築を目標に掲げ、領域横断型の統合イノベーションサービスを強力な原動力とし、グローバル・テクノロジーの資源統合に新たなステージを提供したいと考えています。

TAITRAについて
中華民国対外貿易発展協会(TAITRA)は、台湾企業の対外貿易や海外市場の開拓を支援するため、経済部が民間の商工団体と連携して設立した公益財団法人です。台湾最大の公益財団法人として現在、台湾北部・台北市にある本部を拠点とし、桃園、新竹、台中、台南、高雄の5か所に国内事務所を、そして世界各地に60の海外事務所を展開しています。貿易振興のための全方位的なサービスネットワークを形成し、台湾企業の対外貿易、海外市場の開拓をお手伝いしています。

グローバル化に伴う競争の激化、さらに自由で透明な市場、急速に変化する電子商取引などに対応するため、TAITRAはタイムリーで効率の高いサービスを提供することに尽力し、これからも台湾企業と共に台湾経済の安定した発展を目指します。

【報道関係者からの本件に関するお問い合わせ先】
 台湾貿易センター東京事務所
 COMPUTEX担当
 比嘉 広達
 TEL:03-3514-4700 / E-mail:higa@taitr.gr.jp