2018年COMPUTEXフォーラム、参加申込受付中  ユビキタス・インテリジェンス 豪華講師陣が登場

【2018年4月23日:台北】ハイテク産業にとって1年に1度の一大イベント、COMPUTEXフォーラムは現在、参加申込みを受け付けています。中華民国対外貿易発展協会(TAITRA、日本での名称は台湾貿易センター)が主催する2018年「台北国際コンピュータ見本市(COMPUTEX 2018)」の関連イベントであるCOMPUTEXフォーラムは、6月5日と6日の2日間にわたって開催されます。今年は「ユビキタス・インテリジェンス(Ubiquitous Intelligence)」を主軸に、Amazon、ARM、Ericsson、IBM、Intel、NVIDIAなど業界をリードする国内外のハイテク企業を代表する講師15名が、「AIoT」のビジネス用途、5G(第5世代移動通信)、ブロックチェーン、自動運転など最新のトレンドについて議論し、多様なソリューションを提示し、今後の動きを予測します。

2日間にわたるこのCOMPUTEXフォーラムは、台北国際会議センター(TICC)3階で開催されます。クラウドコンピューティング、ビッグデータ分析、モノのインターネット(IoT)の応用は常に進化しており、人工知能(AI)の生態系とニュービジネスを全面的に覆す、「AIoT」のスマート産業新時代をもたらしています。いかにしてAI技術を産業と緊密に結びつけるかが、2018年のすう勢を握る鍵となるでしょう。今年のフォーラムは、大きく3つのテーマに分けて行われます。

■6月5日午後

  • 講演テーマ:「AIセッション(串聯AI生態系)」
  • インテリジェントロボットは重複性の高い労働力に取って代わります。AIの生体認証技術は十分に発達し、そのアプリケーションは常に進歩していることから様々な産業の生態構造を完全に書き換えることになるでしょう。
  • 講師:ARM、Google、NVIDIA、SUPERMICRO、台湾大学AIラボ等

■6月6日午前

  • 講演テーマ:「フューチャーセッション(遇見明日新科技)」
  • ブロックチェーンが新たなビジネスをもたらし、世界の様々な国々が5G市場に参入、そしてAIアプリケーションが徐々に成熟する中、世界の動向から台湾が持つチャンスを見出します。
  • 講師: AUDI、Ericsson、Gartner、IBM、NVIDIA、Qualcomm等

■6月6日午後

  • 講演テーマ:「IoTセッション(顛覆物聯新視界)」
  • IoT(モノのインターネット)でつながった世界は、もはや単にモノとモノだけでなく、すべての人、こと、モノ、そして生活をつなげるものとなっています。
  • 講師:Amazon、ARM、Intel、NXP、Samsung等

中華民国対外貿易発展協会の葉明水秘書長は、「台北国際コンピュータ見本市(COMPUTEX)は世界を代表するB2Bのテクノロジー見本市として、テクノロジーのトレンドをリードする役目を果たしてきました。今年のCOMPUTEXフォーラムは、『AIoT』によって国内外の産業関係者をつなげ、人工知能(AI)やIoTの各領域におけるすう勢と実際の応用について情報を共有します。同時に業界関係者に新たな思考とビジネスモデルを提示し、グローバルなテクノロジーエコシステムを打ち出します」と語っています。

COMPUTEXフォーラムへの参加は特設サイトから無料で申し込むことができます。席には限りがあります。満席になり次第、受付を締め切らせていただきます。世界各国の業界関係者の皆様と一緒にイベントを盛り上げ、ICT産業の新たなマイルストーンをこの目で確かめましょう。なお、COMPUTEXフォーラムは」はすべて英語で行います。最新情報については台北国際コンピュータ見本市(COMPUTEX)公式サイトでご確認ください。 

詳細について知りたい方は下記のサイトをご覧ください。
COMPUTEX 公式サイト:http://www.computextaipei.com.tw/zh_TW/
COMPUTEX 公式Facebook:https://www.facebook.com/COMPUTEX.TAITRA/

COMPUTEXについて
台北国際コンピュータ見本市(COMPUTEX)は1981年に初めて開催されました。それ以降、30年間にわたり世界のICT産業と共に成長し、パワーアップを遂げ、そしてICT産業の発展と構造転換という歴史的瞬間を目の当たりにしてきました。当見本市には毎年、海外から4万人を超えるバイヤーが参観及び調達に訪れます。海外の大手企業が画期的な商品を発表する際、最優先で検討するプラットフォームにもなっています。

台湾のICT産業は世界のサプライチェーンにおいて重要な地位を占めています。その台湾で開催される当見本市は、グローバル・テクノロジー・エコシステムの構築を目標に掲げ、領域横断型の統合イノベーションサービスを強力な原動力とし、グローバル・テクノロジーの資源統合に新たなステージを提供したいと考えています。

TAITRAについて
中華民国対外貿易発展協会(TAITRA)は、台湾企業の対外貿易や海外市場の開拓を支援するため、経済部が民間の商工団体と連携して設立した公益財団法人です。台湾最大の公益財団法人として現在、台湾北部・台北市にある本部を拠点とし、桃園、新竹、台中、台南、高雄の5か所に国内事務所を、そして世界各地に60の海外事務所を展開しています。貿易振興のための全方位的なサービスネットワークを形成し、台湾企業の対外貿易、海外市場の開拓をお手伝いしています。

グローバル化に伴う競争の激化、さらに自由で透明な市場、急速に変化する電子商取引などに対応するため、TAITRAはタイムリーで効率の高いサービスを提供することに尽力し、これからも台湾企業と共に台湾経済の安定した発展を目指します。

【報道関係者からの本件に関するお問い合わせ先】
 台湾貿易センター東京事務所
 COMPUTEX担当
 比嘉 広達
 TEL:03-3514-4700 / E-mail:higa@taitr.gr.jp

関連記事

  1. COMPUTEX 2019記者発表会に初めての基調講演を開催 AMDプレジデント兼CEOリサ・スー氏が登壇~次世代のハイパフォーマンス・コンピューティングについて~

  2. COMPUTEX 2019が、優れた設計と革新性を誇る製品を選定する 「COMPUTEX d&i賞」のエントリーを募集

  3. 世界最大級のICT展示会「COMPUTEX 2019」5月28日より開幕

  4. COMPUTEX 2018で科学技術の動向探るグローバル・テクノロジー・エコシステムの構築を

  5. アジア最大級のICTトレードショー  COMPUTEX 2017海外からの来場者数が過去最高を記録  「COMPUTEX2018」、「InnoVEX」、来年6月に開催決定!

  6. TAITRA、東京でプレスコンファレンスを開催、日本企業に対しCOMPUTEX 2017への参加とグローバルテクノロジーエコシステムの構築を奨励